【分析の考え方】仮説思考で変わるデータ分析の始め方3ステップ

実務スキル

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こんにちは、とめです。

データ分析を独学で学び、未経験からデータアナリストへ転職し、今では本業をやりながら、副業でも活動しています!

社員くん
社員くん

データ分析していても、結局「で、何が言えるの?」って上司に聞かれて詰まっちゃう…。

とめ
とめ

それ、仮説を立てずに分析してるのが原因かも。
“データを見る前に考える”ことが大事なんだよ。

データ分析を始めたばかりの人が陥りがちなのが、「データを集めてから考える」という順番。

実は逆。

つまり、“考えてからデータを見る”ことで、分析の質は大きく変わります。

その“考える力”を支えるのが「仮説思考」です。

今回の記事で分かること
  • 仮説思考とは何か、なぜデータ分析に必要なのか
  • 分析の前に考える「仮説思考3ステップ」の具体的な手順

この記事では、未経験者でも今日から実践できる「仮説思考×データ分析」の進め方を解説します。

仮説思考とは?データ分析の出発点を理解しよう

仮説思考とは、「先に仮の結論を立ててから、データで確かめる考え方」のことです。

言い換えると、「データを集めてから考える」のではなく「考えてからデータを見る」という順序で進める思考法です。

たとえば、こんなケースを想像してみてください。

「売上が下がったのは、新しい広告の効果が低いからでは?」

このように、あらかじめ仮説を立てておくことで、どのデータを見ればいいかが明確になり、分析がブレにくくなります。

データ分析に仮説が必要な理由

データ分析で成果を出す人は、「仮説を持って分析を始める人」です。

仮説を立てることで、分析の目的と方向性がはっきりします。

どんなデータを集めるか、どんな指標で評価するか、何を改善すべきかが自然と整理され、ムダな分析を減らせるのです。

たとえば「離脱率が高い原因を調べたい」という時、

  • 「もしスマホユーザーで離脱が多いなら、モバイルUIに課題があるはず」
  • 「もし特定ページで離脱が集中しているなら、そのページの導線が悪いはず」

というように、仮説を先に立てることで分析の焦点が定まり、結果的に行動につながる洞察を得やすくなります。

つまり、仮説はデータ分析の“地図”です。

地図なしで旅に出るように、仮説なしで分析を始めると、方向を見失い「結局何が言えるのか」が曖昧になってしまいます。

仮説が必要な理由を認識した上で、データ分析に取り掛かりましょう。

仮説思考の3ステップ【データ分析前に考えるべき順番】

データ分析を始める前に考える、仮説思考のやり方は、以下の3ステップです。

仮説思考の3ステップ
  1. 課題を定義する  ▶ 何を解決したいかを明確にする
  2. 仮説を立てる   ▶ 原因と影響をセットで考える
  3. 検証計画を立てる ▶ データで確かめる方法を考える

ステップ1:課題を定義する

データ分析の最初のステップは、「何を明らかにしたいのか」を明確にすることです。

ここをあいまいにしたまま分析を始めると、どんなにデータを集めても“意味のある結果”にはつながりません。

データ分析の目的は、数字を出すことではなく、意思決定を支えることです。

つまり、「誰が」「どんな判断をするために」「どのような情報が必要なのか」を明確にしておくことが、分析の出発点になります。

この視点が欠けていると、

  • 指標の選び方がブレる
  • 結論が曖昧になる
  • 上司に「で、何が言えるの?」と聞かれて詰まる。

といった“分析迷子”状態に陥ってしまいます。

▼例:ECサイトの売上が下がった場合

状況考え方の例問題点/改善点
❌ NG例「なんで下がったんだろう?とりあえず全部の指標を見よう」分析範囲が広すぎて、原因が特定できない
✅ OK例「売上減の原因を特定し、打つべき改善策を決めたい」目的が明確で、仮説を立てやすい
とめ
とめ

課題定義では、必ず「誰が」「何を」「どうしたいか」を文章で書き出そう!

たとえば、

「マーケティングチームが、売上減少の原因を特定して広告施策を改善したい」

といった形にすることで、次のステップ(仮説立案)が一気にスムーズになります。

ステップ1のまとめ
  • データ分析の目的は「数字を出す」ことではなく「意思決定を支える」こと
  • 課題定義=「誰が・何を・どうしたいか」を明確にすること
  • 課題を明確にすれば、次の仮説立案が自然に導き出せる

ステップ2:仮説を立てる

データ分析では、ただ現象を観察するだけでなく、「原因」と「結果」をセットで仮定すること(=仮説を立てること)が重要です。

仮説を立てることで、分析の方向性が明確になり、集めるデータや検証方法がぶれなくなります。

仮説を立ててから分析を行うと、

  • 必要なデータが明確になる
  • 検証のゴールが設定できる
  • 結論が“意思決定につながる形”でまとまる

というメリットがあります。

社員くん
社員くん

つまり、仮説は分析の「コンパス」ってことだね。

方向を決めてから進むことで、ムダのない分析ができます。

▼例)仮説テンプレート

もし◯◯が原因なら、◯◯がこう変化するはず

このテンプレートを使うだけで、誰でもすぐに仮説思考を実践できます。

▼例)状況と仮説例の作り方

状況仮説例検証方法のヒント
CVRが下がったもし広告の流入層が変わったなら、CVRは新規ユーザーで特に下がっているはず新規・既存ユーザー別CVRを比較
滞在時間が短いもし商品ページの情報量が減ったなら、滞在時間が短くなっているはずページ更新前後の平均滞在時間を比較
とめ
とめ

“もし〜なら〜はず”って言い切ってみるといいよ!
数字で確かめられる形になるから、分析が一気に進むよ。

仮説を立てる時の最大のポイントは、“検証できる形にすること”です。

「多分」「なんとなく」ではなく、データで確かめられる文章に落とし込むことで、分析の質が格段に上がります。

ステップ2のまとめ
  • 仮説思考=「原因と結果をセットで考える」こと
  • テンプレは「もし◯◯が原因なら、◯◯がこう変化するはず」
  • 仮説は“検証可能な形”にすることで初めて意味を持つ

ステップ3:検証計画を立てる

仮説を立てたら、次にすべきことは「どのデータで、どう確かめるか」を明確にすることです。

検証計画がしっかりしていれば、分析の信頼性が高まり、“なんとなく良さそう”という感覚的判断を防ぐことができます。

仮説を立てただけでは、まだ分析は半分。

「どの指標を見て、どう比較するのか」を決めておかないと、検証途中で解釈がぶれてしまいます。

特にデータ分析では、後から都合の良い数値だけを抜き出して結論づける「後付けバイアス」が起きやすい点に注意が必要です。

そのため、検証を始める前に次の3点を明確にしておきましょう。

検証を始める前に明確にしておくこと3点
  • どのデータを使うのか(例:期間・セグメント・チャネルなど)
  • どの指標を評価基準にするのか(例:CVR・離脱率・平均滞在時間など)
  • どんな比較軸で効果を測るのか(例:前後比較・セグメント比較など)

▼例)検証方法と内容

検証方法内容
前後比較施策の実施前後で指標を比べる新LP公開前後でCVRを比較
セグメント比較属性別に差を調べる新規・既存ユーザー別の離脱率比較
相関分析変数同士の関係を探る滞在時間とCVRの相関を確認
とめ
とめ

最初に“どの指標で判断するか”を決めよう!
基準があるだけで、分析の説得力が段違いになるよ!

検証計画を立てるときは、

「どのデータを、どの指標で、どのように比較するか」

を必ず事前に決めておきましょう。

これを決めておくことで、分析の一貫性・再現性・説得力が格段に上がります。

ステップ3のまとめ
  • 検証前に「データ」「指標」「比較軸」を明確にする
  • 検証方法は目的に合わせて選ぶ(前後比較・セグメント比較・相関分析など)
  • あらかじめ基準を決めることで、“都合の良い解釈”を防げる

まとめ:データを見る前に“考える力”を鍛えよう

データ分析で結果を出す人は、「データを見る前に考える人」です。

その“考える力”こそが、仮説思考です。

仮説思考で行うステップは以下の3つです。

仮説思考の3ステップ
  1. 課題を定義する  ▶ 何を解決したいかを明確にする
  2. 仮説を立てる   ▶ 原因と影響をセットで考える
  3. 検証計画を立てる ▶ データで確かめる方法を考える

データは“仮説を確かめるための道具”です。

データを眺める前に、「何を証明したいのか」を考えるだけで、分析の精度とスピードは格段に上がります。

とめ
とめ

先ずは、「もし◯◯が原因なら、◯◯がこう変化するはず」
という思考で、あなたの分析をスタートしてみてください。

その思考が、“なんとなく分析する人”から“本質を見抜くアナリスト”へ変わる第一歩です。

以上、とめでした!

 

 

 

仮説思考と合わせて、統計の種類も把握しておきましょう!

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